泌尿器科・男性不妊症治療・男性科-京都 四条駅すぐのクリニック

VOL.32

ED・勃起不全の話題

泌尿器科・男性不妊症治療

 医療法人男健会 北村クリニック
北村 健 院長
ドクターアイコンED

勃起不全は男性にも女性にも大切な問題です

食欲、睡眠欲、性欲、名誉欲、などなど人間には数多くの欲望はありますが、性欲や勃起機能、性機能は生殖能力と特に強く関連しますし男性の健康状態の指標にもなるものなのです。
したがって特に男性にとってEDは非常に大きな意味を持つものです。
そしてこのEDを改善するED薬については大変人気があるのも、当然のこととすんなり理解ができます。

ドクターアイコンED薬についての誤解も多くあります

ドクターインタビューvol.32ED・勃起不全の話題のイメージイラスト よくあるケースは「ED薬に頼ると薬がないとダメなように勃起力が落ちてしますのでは?」という迷信です。
基本的にこれは完全に間違いです。
そのような依存性は全くありません。
むしろ頑固になって薬を拒否して不十分な勃起しかない状況が続くことは陰茎の血流低下、陰茎海綿体の線維化の悪化進行を助長します。
さらに、同じように自信も失うことのほうがはるかに重大で、勃起力減退の可能性が高まります。
自信を持つことでもテストステロンの分泌は刺激されます

ドクターアイコンED薬

特に最近人気のシアリス(タダラフィル)などは、その時の薬効での勃起力アップだけではなく、陰茎海綿体の組織線維化抑制作用があると注目されています。
つまり薬を飲んでいるほうが、陰茎海綿体、つまり勃起力の根源部が健康で保たれる可能性が高いということです。これは非常に重要です。
たしかにコストはかかりますが、治療的な意味で、ある程度定期的にED薬を摂取したほうが、長期的に勃起力が良い状況で年齢を進んでいくことができるということなのです。
つまりED薬を飲むこと自体陰茎部の健康に寄与するという事実はわかってきているのです。
今後一層研究結果がでるものと思われます。

ドクターアイコンよくある質問

「最近薬の効きが悪くなってきた。ずっと飲んでいると効果が慣れてしまって弱くなるのでは?」

これも不正確です。
薬の効きが悪くなったのは事実ですが、本人の不摂生や生活習慣病悪化などから、動脈硬化や神経障害が進行しただけです。
薬自体は全く効果が落ちることはないのです。
つまり、飲む本人の健康状態が悪化しているだけなのです。したがって、薬の効果が低い方向になった場合、自己の生活習慣を改め、基礎体力つくりに注力して、努力する必要があるということなのです。

ドクターアイコン男性には特に重要なED薬

男性には特に重要なED薬ですが、今後一層研究が進み、新しい知見が出ることと思います。
常に新しい情報を確認精査していきたいと思います。
なお医療法人男健会 北村クリニックでは、昨年一年で、2131名様の勃起不全症例の患者さんが来院されています。
かなり多い症例数であると思います。
そして大切な薬であるがゆえに、多くの方に利用していただきたく、各種薬剤の価格も、全国でも最低レベルの設定にして鋭意努力しております。
下記ホームページなど参考に、テストステロンの項目なども読んでいただきますと幸いです。
是非ともご連絡の上、受診相談に来院してください。

https://kitamura-health.com/ed.html

 

著者:医療法人男健会 北村クリニック 院長 北村 健

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