熱田内科クリニックは糖尿病専門医/(日本糖尿病学会で5年以上在籍し同学会で行う試験合格した医師)で糖尿病療養指導医(糖尿病協会に申請して認定された医師)である院長が糖尿病療養指導士(当院では看護師2名、管理栄養士)と協力し患者様とが行う糖尿病治療を提供しております。
治療の基本は薬に注目されがちですが、やはり食事療法と運動療法、薬はそれを助ける役割です。
当院も糖尿病学会の治療指針/ガイドラインにのっとり、良質な血糖、体重、血圧、血清脂質の良好な管理を行い、合併症の発症と進行を抑えて健康な方と変わらない日常生活の質を維持と健康寿命の延伸を目標に治療しております。
最新の情報では 糖尿治療薬は内服薬だけでも6系統で34銘柄(ジェネリックは含まず)あり更に、インスリン注射薬25種類、他GLP-1製剤/注射薬で6種類が医療現場で利用されるようになっています。
これだけ種類が豊富になってきていますからそれぞれの患者様に合わせてオーダーメイドの治療が可能となってきました。
ただ選択する幅が増えて専門外の先生方には混乱されるようなケースも多々あり、月に数回ほど研究会などでできるだけ他の領域の先生方との意見交換を行い知識を共有する試みを行っております。
特に最近ではSGLT-2阻害薬という血液中の糖分/血糖をより多く尿に排泄させることで血糖を下げる仕組みの薬などが出て、適応を間違わなければ体重を減らすなど副次的な効果も手伝い結果として心臓病での入院や死亡を減らすことに貢献できるような研究成果が得られてきてます。
当院でも様々な薬剤の組み合わせを駆使し今まで減らなかった体重が減ってみたり下がらなかった血糖値、ヘモグロビンA1cを下げれるようになったり心臓病での入院または新規の透析導入の件数(昨年当院からの導入は0件)が減ったりなどメリットを享受される患者様が確実に増えています。
しかしながら効果の現れやすい患者様の特徴は食事療法や運動療法の基礎的な部分が取り組めている際に効果が最大限発揮され最小量の薬剤で治療できるということは明らかです。
そこで当院では患者様の病状に応じて食事療法/運動療法の指導を行い、インスリン抵抗性が主体ならインスリン抵抗性改善薬を導入し、インスリン分泌不足ならインスリン分泌刺激する薬を少量から導入、今後インスリンが枯渇しそうな患者様、または枯渇している患者さんに早期にインスリン治療を導入を行っております。
一時的にインスリンを導入して糖毒性が軽減しインスリン分泌が改善することも多くあり、内服薬の適正な使用で 血糖コントロール改善後にインスリンから離脱できる患者様も当院では多数おられます。
ぜひ治療のスタートできておられない方、また治療中でも中断してしまった方、 ぜひ専門医と糖尿病療養指導士の看護師、管理栄養士のいる糖尿病専門クリニックである当院にご相談ください。
当院では院内に最新の検査機器を多数備え当日検査で血糖、HbA1cのみならず、肝機能、腎機能、コレステロール 甲状腺機能、各種腫瘍マーカーまで検査可能ですので、不安な症状については当日解決を目指して治療に取り組めるように心がけております。