歯科口腔インプラントQ&A-京都 四条駅すぐの歯科・口腔外科

vol.13

矯正歯科はなぜ必要?

歯科・口腔外科

古田歯科医院
古田 博一 院長

最近の学校歯科健診では、今までのようにむし歯をチェックするだけではありません。

歯周疾患や歯並びについても、詳しく保護者に知らせるようになりました。それだけ歯並びの大切さが、深く認識されるようになってきたのです。

歯並びが悪ければ、咬み合わせも悪いので、全身の健康に大きな影響を与えます。それは肉体的なものばかりでなく、精神的にも大きな負担となります。

豊かな顔の表情を大切にする欧米では、健康的で整ったきれいな歯並びが常識になっています。

一昔前の日本では、八重歯をチャームポイントとする人を多く見かけましたが、最近では、歯並びに対する日本人の考え方も、審美から健康の獲得へと変化してきています。

歯並びを治す矯正歯科は、病気を治すのと同じように歯の正常な咀嚼機能を取り戻し、健康な身体と心をつくるための歯科治療なのです。そして治療がすめば、健全な咀嚼器官と共に健康美あふれる笑顔も手に入れることができます。

1初診相談

問診や視診をしながら診察します。矯正歯科治療を始める場合には、精密検査をします。

2精密検査

歯の写真、顔の写真、歯のレントゲン、頭部のレントゲン写真、歯列の模型などの治療計画に必要な資料をとります。

症状により顎関節のレントゲン写真や顎運動の検査もします。

3矯正歯科診断

精密検査の結果をもとに、不正咬合の診断と治療計画・治療方法ならびに治療期間、矯正歯科料金についての説明があります。

4治療開始

矯正歯科治療は、動的治療と静的治療(保定)の二段階に分かれています。

1)治療計画に従い、いろいろな矯正歯科装置を使って歯を動かし、段階的に治療を進めます。

2)上下の歯が計画通りに動いて、次第に正常な咬み合わせになると、最終段階で仕上げの治療をします。

3)動的治療が完了すると矯正歯科装置をはずし、静的治療(保定)に入ります。

4)動かした歯を支えて保護するために保定装置を使います。その期間は通常2~3年ですが、場合によっては成長が終了するまで必要になることもあります。

5)動かされた歯が完全に保定されると、静的治療も終わります。その後は、定期検診として、年に1、2回通院します。

四条烏丸メディカルプラザ

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